被爆者相談所および法人事務所
〒113-0034 文京区湯島2-4-4平和と労働センター6階
電話 03-5842-5655 ファックス 03-5842-5653
相談電話受付時間
平日 午前10時~午後5時、土曜 午前10時~午後3時

被爆者の「介護手当」
短期入所や入院も日程の工夫で

 「介護手当」は、介護が必要になった被爆者が、自宅で介護を受けているとき申請することができる、被爆者独自の制度です。被爆者の「介護手当」には「一般(他人)介護手当」と「家族介護手当」の2種類があります。

一般(他人)介護手当

 ホームヘルパー(介護保険以外も含む)や別居の親族、知人や友人に費用(人件費や交通費)を支払って介護を受けている被爆者が対象です。
 この手当は、月々にかかった介護費用を計算して東京都に申請することで、限度額までかかった介護費用が支給されるものです。

一般(他人)介護手当の支給額

手当名 手当額
国の基準額 東京都の独自加算後の額
一般(他人)介護手当 重度 毎月105,560円限度 毎月125,560円限度
中度 毎月70,360円限度 毎月90,360円限度
東京都の独自施策として、毎月「1日1,000円×20日分=20,000円限度」を国の基準額に加算

家族介護手当

 介護料を払わずに、同居の家族だけから介護を受けている被爆者が対象です。
 こちらは、毎月定額の手当になります。
 同居家族以外に、別居親族やホームヘルパーに謝礼や費用を払って介護を受けている場合は、「一般(他人)介護手当」の対象になります。

家族介護手当の支給額

手当名 手当額
国の基準額 東京都の独自加算後の額
家族介護手当 毎月22,320円 毎月39,820円
東京都の独自施策として、「毎月17,500円」を国の基準額に加算

介護手当の申請と認定

 「介護手当」を申請して認められる目安は、「重度」が身体障害者1~2級程度以上(介護保険の要介護度4~5程度)、「中度」が身体障害者3級程度(介護保険の要介護度2~3程度)です。国の基準では、「家族介護手当」は重度のみが対象ですが、東京都では中度も対象にしています。実際の判断は申請内容を見て東京都がおこないます。
 「介護手当」は、「健康管理手当」など他の被爆者の手当を受けていても申請できます。ただし、2種類の「介護手当」を同時に受けることはできません。

「介護手当」の更新

 どちらの「介護手当」も、毎年更新手続きが必要です。

一時的な入院・入所

 しばしば、病院への入院や介護施設への短期入所の場合に「介護手当」がどうなるのか、という相談が寄せられます。
 「介護手当」は、自宅での介護に対して1カ月単位で支給されます。1カ月間すべて入院・入所していて、1日も自宅で介護を受けた日がない場合は、その月の「介護手当」は支給されません。
 1日でも自宅にいれば、「家族介護手当」は全額支給されます。「一般(他人)介護手当」も、在宅した期間の介護費用は対象になります。
 個別の細かな条件については、東友会までお問い合わせください。