被爆者相談所および法人事務所
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被爆二世の医療費助成(東京都独自) 指定障害に対し被爆者の医療費と同様に

 東京都に住む被爆二世(被爆者の実子)は、東京都に申請して「健康診断受診票」を受けることができます。これが、被爆二世としての登録になります。
 「健康診断受診票」を持っていると、年2回の健康診断を無料で受けることができます。東京都独自の施策としては、このうちの1回を被爆者と同等の項目のがん検診に切り替えて受けることができます(胃がん検診だけはX線検査に限られています)。
 東京都では都条例にもとづき、「健康診断受診票」を持つ人に対して、対象疾病の医療費の自己負担分を助成する「医療費助成」制度があります。指定された11種類の障害に当てはまる病気にかかり、医師から半年以上の治療が必要だと診断されたとき、申請して認められれば「医療券」が発行され、その病気の治療に限り助成が受けられます。
 被爆者の医療費が「被爆者の制度」により助成されて無料になるのと同じように、東京都に申請して認められた病気については医療費の自己負担分を支払う必要がなくなります。ただし、入院時の食事代や差額ベッド代、医療保険の対象になっていない費用は支払いが必要です。
 指定された11種類の障害に当てはまる病気ならば、複数の病気に対してそれぞれ「医療券」を申請できます。

 被爆二世の施策の内容や、利用申請について詳しくお知りになりたい人、申請書類がほしい人は、東友会までご連絡ください。

東京都の「医療費助成」が受けられる条件

東京都の「健康診断受診票」を持つ被爆二世が、
表にある11種の障害いずれかに当てはまる病気になり、
その治療に半年以上かかると医師の診断がある場合、
東京都に「医療券」を申請できます。

  • 「医療券」を医療機関で見せれば、対象疾病の医療費の自己負担分が無料になります。
  • 「医療券」は2年に1回の更新が必要です。
  1. 造血機能障害
  2. 肝臓機能障害
  3. 細胞増殖機能障害
  4. 内分泌腺機能障害
  5. 脳血管障害
  6. 循環器機能障害
  7. 腎臓機能障害
  8. 水晶体混濁による視機能障害
  9. 呼吸器機能障害
  10. 運動器機能障害
  11. 潰瘍による消化器機能障害

医療保険と東京都による「医療費助成」制度のおもな関係

医療保険が適用される医療費の実費
(例:10,000円)

医療保険で支払われる部分
(例:7,000円)

医療保険の保険料を滞納するなどして資格を失った場合、この部分も支払いが必要になります。

自己負担分
(例:3,000円)

通常はこの費用を窓口で払います。「医療券」があれば、対象の病気についてはこの部分が助成されます。

 医療保険(健康保険)でカバーされない治療やサービスを受けた場合は、医療保険への加入・未加入、「医療券」の有無に関わらず、全額支払いが必要です。
 被爆二世に対する「医療費助成」(医療券)は東京都の独自制度です。