第1種特例受診者

黒い雨地域にいて被爆した人
健康診断とがん検診が無料で受けられます

 原爆投下後、広島・長崎市内と周辺に大量の放射性物質を含んだ黒い雨が降りました。被爆当時、黒い雨が降った地域に住んでいた人は、「みなし被爆者」=「第1種特例受診者」とよばれ、「健康診断受診者証」が交付されます。
 第1種特例受診者は、被爆者と同じ健康診断とがん検診、精密検査を受けられますが、医療費や介護保険の自己負担の助成、手当の受給はできません。
 東京都内に住む「第1種特例受診者」は、東京都が追加している健診項目の追加、奨励金の支給も、被爆者と同様に利用できます。
 第1種特例受診者(黒い雨地域)の地名が知りたい方は、東友会にご連絡ください。

被爆者健康手帳に切り替えを。
健康管理手当に該当する病気にかかっていることが条件

 第1種健康診断受診者証を持つ「第1種特例受診者」が、健康管理手当を受けられる病気にかかった場合は、被爆者健康手帳に切り替えることができます。
 被爆者健康手帳に切り替えれば、健康管理手当の受給や医療費、介護保険の自己負担の助成など、生涯、被爆者健康手帳を持つ人と同じ施策が受けられます。被爆者健康手帳への切り替えに必要な証明は、医師の診断書(専用の書式)だけです。
 このとき、被爆者健康手帳と健康管理手当の申請を一緒に出すことができます。健康管理手当の申請をいっしょに出すと、申請を出した翌月から、手当が振り込まれます。

健康管理手当の対象になる11種類の障害

  1. 造血機能障害:再生不良性貧血、血小板減少症、白血球減少症、鉄欠乏性貧血、その他の貧血症
  2. 肝臓機能障害:アルコール性、ウイルス性を除く慢性肝炎・肝硬変など
  3. 細胞増殖機能障害(脳腫瘍だけは良性腫瘍でも認められる場合があります):すべての部位の悪性新生物(がん・白血病など)
  4. 内分泌腺機能障害:糖尿病・甲状腺機能低下症、甲状腺機能亢進症など
  5. 脳血管障害:脳出血・くも膜下出血・脳硬塞など
  6. 循環器機能障害:高血圧性心疾患・狭心症・心筋硬塞など
  7. 腎臓機能障害:慢性腎炎・ネフローゼなど
  8. 水晶体混濁による視機能障害:先天性・糖尿病性を除く白内障のみ
  9. 呼吸器機能障害:肺気腫・肺線維症など
  10. 運動器機能障害:変形性脊椎症・変形性関節症など
  11. 潰瘍による消化器機能障害:胃潰瘍・十二指腸潰瘍・潰瘍性大腸炎

 ご質問等ありましたら、東友会相談所までお気軽にご相談ください。健康管理手当の申請に必要な書類とくわしい説明書は、ご一報いただければ、東友会から郵送します。ご遠慮なくお電話ください。
電話:03-5842-5655
ファックス:03-5842-5653
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