相談電話のこえ

2018年「東友」5月号から

胃がんの手術から5年半、さいわい再発もせず、経過観察を受けてきましたが…

 81歳、女性。広島市3.0キロ直接被爆。医療特別手当の継続に必要な「健康状況届」についての相談。

 胃がんの手術を受けてから5年半になります。さいわい再発もせず、経過観察を受けてきました。
 都庁から「健康状況届」を出すようにとの連絡がきましたが、胃がんが治ったので医療特別手当は継続できないのでしょうか。
 私の被爆者手帳には、宇品で被爆したことしか書いてありません。被爆当時8歳でしたが、迎えに来た母といっしょに、翌日から3日間、父親を探すため爆心地付近に入りました。
 被爆者手帳を申請したときのことをはっきり覚えているわけではないのですが、"入市のことは申請書に書かなくていい"と当時の都庁の人に言われました。でも書いたかも知れません。
 私は、胃がんの前に乳がんにかかりました。このときは、国の認定基準が厳しい時期でしたので、原爆症の申請をしませんでした。
 いま、甲状腺機能低下症の治療も受けていますので、そちらの方で原爆症と認定されないでしょうか。

「相談電話のこえ」から 記事一覧にもどる

相談電話のこえ

2018年「東友」3月号から

親の自分が被爆者だと知られると、息子が差別を受けるかもしれないと心配で…

 75歳、男性。長崎被爆。被爆者手帳の再交付申請についての相談。

 手もとには、かなり古い被爆者手帳しかありません。これはいまも使えますか。使えないとしたらどういう手続きをすれば使えるようになりますか。
 これまで、被爆者手帳はまったく使ってきませんでした。長男が結婚していないので、被爆者手帳を使って親の自分が被爆者だと知られると、息子の結婚に影響があったり差別されるかもしれないと心配していたからです。知人の中にも、差別を恐れて被爆者手帳の申請をしなかった人もいましたので。
 後期高齢者になり、健康に不安も感じるようになりました。もう差別もあまりなくなったのではと思い、今後は被爆者手帳を使おうと考え、改めて手帳を探したのですが、古いものしか見つかりませんでした。

「相談電話のこえ」から 記事一覧にもどる

2018年「東友」2月号から

被爆者の家族介護手当を受けていたそうですが、ヘルパーを入れることになり…

 86歳、男性。広島被爆。高齢夫婦2人暮らし。介護手当の変更についてケアマネージャーからの相談。

 今後の介護プランをたてるうえで、被爆者の手続きをどうしたらよいのか、教えていただきたくて電話しました。
 被爆者であるご本人は要介護5です。これまで同年齢の妻がほぼ全面的に介護し、被爆者の家族介護手当を受けていたそうです。ところが1月にその妻が転倒したため、ヘルパーを入れることになりました。
 被爆者の資料を見たのですが、ヘルパーが入ると家族介護手当はもらえなくなるのでしょうか。非課税世帯だとヘルパーの利用料が無料とのことですが、この方たちは課税世帯です。
 別居の息子夫婦が、今年1月から介護に通っています。夫が週二回、妻はほぼ毎日来ています。この夫婦の介護の扱いはどうなるのでしょうか。
 一般(他人)介護手当への変更が必要でしたら、手続きは私が手伝いますので、詳しく教えてください。

「相談電話のこえ」から 記事一覧にもどる

2018年「東友」1月号から

通所リハビリは被爆者は無料になるかも知れないと聞いて…

 72歳、男性。広島直接被爆。介護保険サービス利用中。利用料の負担と払い戻しと、その他の医療費についての相談。

 要介護2で、通所リハビリに1年以上通っています。ずっと利用料を支払ってきました。払い戻しの手続きをしたいと思い、お電話しました。
 これまでは比較的元気で、介護の費用や医療費についてあまりに気にしていませんでした。介護保険のサービスを受けるようになり、歯科や整骨院に通うことにもなりました。
 通所リハビリについては、通っている事業所の人から、被爆者は無料になるかも知れない、これまで支払った費用も払い戻しが受けられるかもしれないので聞いてみてはどうかと言われました。払った費用が全額返ってくるのですか。
 歯科では、「被爆者手帳は扱っていない、どうしたらよいのか」と聞かれ、 整骨院では、「健康保険で治療はできるが被爆者の制度についてはよくわからない」と言われました。
 手続きの仕方や、どう説明したらよいのか、それぞれ教えてください。

「相談電話のこえ」から 記事一覧にもどる